この選手が最高ハンのときは買っとけ!

 今月末から川口で日本選手権が開催されますが、一足早く、勝手に『オート界弱い者いじめ選手権』の開催です。
お手手はあるのに、スタートが遅いため、スタートで後ろの選手に直後につけられたり、入れられたりして展開を悪くする選手がいます。そういった選手は、メンバーが弱くなれば確実に追い上げてくる選手が多いです。『弱い者いじめ選手』裏返せば、『ファンを大事にする選手』です。

今回は、私が思うスタートが遅いが腕はある8名の選手を選んで、その選手が最高ハンに置かれたときの勝率を調べてみました。
対象は、2019年度、最高ハン、良走路です。S級クラスの選手と同ハンで走るプレミアムやSGは外しています。


『オート界弱い者いじめ選手権』出走の選手です。

1号車 ハンデ0 岩永清文 山陽

 スタートラインからゴールラインまで距離が長いほどスタートを入れられ確率が高く、オート界の常識を覆す選手。格上選手の逆転はお手のものです。

2号車 ハンデ10 田島敏徳 飯塚

 杉村引退後は、飯塚オートを代表するスタートの遅さを誇る田島選手。毎レース一所懸命な走り、ファンも多いはず。

3号車 ハンデ10 永瀬敏一 川口

 御年70歳、メンバー中最年長だ。インファイターがゆえに勢い余って反則多し。広木、安藤選手引退後は、貴重な個性ある選手

4号車 ハンデ10 長谷晴久 浜松

 一昔前ではあるが、SG戦でもスーパーエンジンをひっさげて、最後尾から追いを披露していた男。いまだに優勝回数0回は、オート界の七不思議

5号車 ハンデ20 宍戸幸雄 伊勢崎

 G1を2勝のレーサー。インからインのため、スタート残すと後ろの選手の壁となり、前残りのレース展開を演出。優勝回数は出場選手最多の38回

6号車 ハンデ20 福永貴史 山陽

 あまりの遅さに、最低でも1車は入れらる山陽の2世レーサー。千勝レーサーの父、福永勝也はスタート教えてくれなかったのか

7号車 ハンデ20 秋田貴弘 川口

 西の福永に対し、東の秋田、こちらも2世レーサー。父は1500勝レーサー秋田敬吾。メンバー中、まくりを武器とする選手

8号車 ハンデ20 影山伸 川口

 影山の最高ハンの単騎は買っとけが私のセオリー!腕については信頼の一手。G1を2勝のレーサー

わたしの3連対率予想は、2-8-5の一点勝負です。

検証結果

選手名対象の
レース数
1着2着3着単勝率3連対率
1号車岩永 清文501340%60%
2号車田島 敏徳1062160%90%
3号車永瀬 敏一310033%33%
4号車長谷 晴久2453621%58%
5号車宍戸 幸雄830138%50%
6号車福永 貴史2134514%57%
7号車秋田 貴弘2232414%41%
8号車影山  伸1625013%44%

永瀬選手は最高ハンで走ることが少なかったですね。
結果は、2-1-4でした。
ダントツで田島選手の勝利ですね。これに最高ハン単騎、予選落ち、最終日の条件が揃えばさらに勝率が上がるでしょうね。

田島選手の最高ハンは、信頼の一手!