消音マフラー情報

 2013年から導入され、夏場の川口ナイターと飯塚、山陽のミッドナイトで使用されている消音マフラーですが、今年から川口では毎月1回のペースで通年開催されるようになっています。新型クラッチに関しては、選手によって意見が様々ですね。「音を聞いて整備ができない」、「パワーが落ちて2級車みたい」、「立ち上がりが弱い」、「スタートはエンジン吹かして切らなくてならない」、「スタート難しい」といったネガティブなコメントもあれば、「消音の方が自分の走りに合っている」、「消音の方がスタート切れる」といったウエルカムなコメントから、若井選手のように慣れたら通常マフラーと変わらないと口にする選手もいます。
 

消音マフラーの買い方

 私なりに車券購入時に基本としている消音マフラーの特徴についてまとめてみました。あくまで通常マフラーに比べてですので、車券は総合的に判断して買いましょう。

1.まくりが効かない

 消音マフラーは、ナイターの時間帯でもまくりがききにくいですね。相手比較や展開で、まくって1着もありますが、勝ち上がるにつれ他の選手もエンジン仕上げてくるので、まくりは厳しくなります。初日、まくってまくって1着、2日目以降売れていても車券外しで買うのがセオリーです。ミッドナイトに関しては、走路温度も冷え、メンバー弱く、車の数も少なめのため比較的まくれますが、それでも優勝戦はまくりがあまり効いてませんよね。

2.追いが効きにくい

 以前、中村雅人選手がコメントしていましたが、消音は1車づつのさばきになり、インからいっきに2車狩りは難しいとのことです。スタートをいい位置につけれないといつも以上に追いは厳しいくなっています。

3.2級車は有利

 2級車は消音にあっているようです。理由は定かではありませんがパワーの関係でしょうか。消音マフラーで少なからずエンジンのパワーは落ちます。1割落ちれば、1級車が10とすれば、9となり。2級車が8とすれば、7.2となります。1級車と2級車の差が2から1.8に縮まりますよね。先日も2級車の石川哲也、野本佳章が消音マフラー初参戦にかかわらず好走していました。ただし、前に1級車がいればまくりが効かない分、不利になります。あくまで0ハンか、前に1級車がいないときが条件となります。

4.消音マフラーには当たり外れがある

 これはどの選手も言っていますが、タイヤやクランクなど他のパーツにも当たり外れがあるのだから当然でしょう。ただし消音マフラーは貸出制になっています。現時点では、その節ごとにランダムに貸し出しされています。飯塚オートでは、誰が前回このマフラーを使っていたか分かるようになっていますが、川口オートについては誰が使っていたのか分からなく、付けて走ってみないと良し悪しが分からないとのことです。今後、買取制に移行することを望みます。飯塚オートの消音マフラー情報は、飯塚オートの公式サイトで確認されます。外部情報ミッドナイトコラムのリンクを貼ってますので参考にしてください。

5.飯塚オートの選手は有利

 ここ最近、荒尾選手以外は劣勢気味の飯塚勢ですが、ミッドナイト開催が多いことから消音マフラーに関しては、一日の長があります。今年から川口の開催が増えるため、今後は浜松、伊勢崎勢の不利に変わるかもしれませんね。

個別情報

 消音マフラーが始まり、7年が経過しています。選手の個別コメントまとめてみました。日進月歩の若手は外してあります。
情報館にもまとめてますので、徐々に充実させて陳腐化したものも、随時更新していきますね。

プラス情報

所属選手名情報
川口平川博康消音は好き。スタートも消音の方が切れる
川口鈴木清乗り方に合っている
川口吉田祐也消音の方が合っている
伊勢崎    竹本修     スタートは消音の方が切りやすい
浜松金子大輔スタート切れる。※ただし川口は鬼門
山陽藤岡一樹消音は好き。※いつもスタート切れてる

マイナス情報

所属選手名情報
川口中村雅人1車づつしか抜けない
伊勢崎白次義孝いいイメージがない
伊勢崎桜井晴光いつも合わせきれなく不安
伊勢崎藤本梨恵スタートきりにくい
飯塚篠原睦ハネが出てしまう
山陽角南一如まくりにいっても届かない
山陽高木健太郎音が聞けないので苦手

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