オートレースに八百長があるのか

 今年初めに競艇選手が八百長で逮捕されました。携帯電話を持ち込み連絡し、親戚が八百長選手を外した舟券を購入し、3年半で得た利益3億円を二人で折半していたそうです。公営ギャンブルファンとしては、非常に残念です。そこでオートレースでも八百長が存在するのか考えてみました。

八百長とは

 八百長とは、Wikipediaによると、『勝負事に見せかけて、方が前もって負ける約束をし、うわべだけの勝負をすること』とあります。ではどういったケースが、オートレースにおいて八百長に該当するのか

1.負けることを約束し、車券を購入した特定者だけに利益をもたらす

 競艇のケースですね。競艇に年間売り上げは、1兆5434億円に対し、オートは738億円で20分の1しかありません。船橋オートが廃止されその後も存続の危機が続いてる中、選手一丸となって様々な策をうっているオート界です。怪しい走りをすれば、同じ選手からみればすぐ分かります。八百長が発覚すれば、新規のファンが減り廃止が現実味を帯びてしまうでしょう。また、売り上げの多い3連単で八百長をしようとすると、競艇の6艇立ては5×4×3=60通りに比べ、オートは8車立て7×6×5=210通りもあります。通りが多いことで、八百長選手が車券に絡まなくても的中することが難しくなっています。このことからオートレースでの八百長は限りなく低いと思います。さらなるクリーンを目指して車立てに増やして欲しいですね。

2.SGや記念レースの予選3日目で点数に余裕があるとき無理をしない

 最近のSGの勝ち上がりは、年末のスーパースター以外は3日目が準々決勝となり惨敗が許されなくなってます。また、優勝戦がオープン戦になったときの枠番選択に予選の成績が影響するため、3日目は一つでもいい着を狙いにいっている様な走りが増えています。プレミアムを除くG1、G2に関しては、優勝戦の組み合わせはハンデレースになることも多く、得点に余裕があるときは2日目、3日目と無理しない走りをみることがあります。
 選手たちの一番の目標は優勝することでしょう。当然、得点に余裕があればいいタイヤは準決、優勝戦用に温存するでしょうし、準優に向けて違う整備を試すこともあるでしょう。いつも整備を手伝ってもらってる選手やスランプ脱出の手助けをしてくれた仲間と同じ番組なら当然攻めが遅くなるかもしれません。もちろん、試走に差があるのに後ろにつけて抜かない、上りタイムが出てないのに逃がしたりすれば八百長の疑いありですが。そんなレースはほとんど見かけませんね。そして何よりオートレースは危険なスポーツです。勝負掛けの選手がいれば落車に巻き込まれる可能性が高くなります。大怪我はもちろん、一生のうちで選手100人に1人くらいはレース中に命を落としているでしょう。当然、得点に余裕があるとき毎回毎回、無理して1着をとりにいかないでしょうし、いけないでしょう。これを八百長呼ばわりするのは酷なものです。こういったことを考えて予想するのもレースの面白いところではないでしょうか。今後、情報館を充実させますので予想にご活用ください。

3.引退レースで1着

 引退選手が1着を取るケースです。30年ほど前は、試走前に場内放送で『本日をもって井原晴美選手は引退します。』なんて流れて超スローペースで逃げきったりしてました。その後、引退は事前に発表しなくなりましたが、成績不振により強制引退となる選手は、ハンデが軽くなったり予想屋さんの情報から皆が周知の情報です。では、引退の節は1着とっているかというと、昨年度、山陽最終開催は、数名いた引退選手はまったく車券にからんでおらず容赦なかったです。ただし、比較的若い選手は不本意な引退であり皆が整備を手伝うのでしょうか、スピードもあり比較的、着に絡むことが多かったです。花村徹選手や高田克重選手などそうでした。あと、すぐ後ろのハンデの選手は抜きずらそうな感じはしますね。これも昔と違い八百長とは言えないですね。

4.ご祝儀レーサー、初盆レーサー

 これに関しては、わたくしオートレース歴数十年、何回と狙って買ったことか。かなり痛い目にあってます。皆さんも同じじゃないでしょうか。今では都市伝説化してるでしょう。『○○が今度、結婚するらしいよ』予想屋さん、耳元でささやかないでください。どちらかというと、結婚式前は無理しないで買うのが正解ですね。

5.初優勝のかかったレース

 初優勝のかかったレースは、整備グループ総出で整備を手伝うんじゃないでしょうか。当然、ハンデの軽い選手が多いので逃げるエンジンを作れれば初優勝の可能性も高くなるでしょう。条件はタイムがあがることです。タイムが出ないと優勝出来ない。これも八百長と言えないでしょう。現に、SGの常連なのに優勝できてないレーサーがいます。飯塚の阿部仁志選手がそうですね。師匠は別府敬剛選手です。優勝戦は48回、未だ1度も優勝できず。幾度となく荒尾選手に初優勝を阻まれています。優勝にはスピードとメンタルそしてツキが必要なんですね。


そんな私も過去に狙ってみたレース

2016年12月31日、SMAP解散の日の優勝戦。元SMAPの森選手の優勝でぶち込みましたが、結果は3着でした。オートはそんなに甘いものではないですね。その夜、森選手は、SMAPメンバーと合流したそうな。
 2017年釜本憲司選手が肺炎により永眠されたとき、整備グループの選手を中心に買いましたがほとんど3着以内に入らなかったです。同じようなことを考える人も多いようで車券も比較的売れてましたね。人の不幸で利するなかれですね。

公営ギャンブルの中で唯一試走があり、他の公営ギャンブルと比べてクリーン感が強いオートレース。みんなでオートレースを盛り上げていきましょう!

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